
結局PUBGでどうやって安地にスムーズに入っていけばいいかわからない。強い家はもう全部取られているし。どうやって立ち回ったらいいの?
PUBGでは常にセーフゾーンを確認しながら動く必要があります。
いかに安全に移動していくか。
そこにも従うべき原則があります。
PUBGの実力を身に着けるまとめ記事はこちら。
2つの原則に従う
セーフゾーン移動の際には2つの原則が存在します。
1.常に円の中心付近を取ること
2.周辺の状況把握、予測をすること。
です。
それぞれ見ていきましょう。
常に円の中心付近を取ること
スクアッドで誰かが欠けるのは、初期降り地点での戦闘を除けば移動中での接敵においてです。
移動時のリスクを減らすため、パルスぎりぎりではなく早めにセーフゾーン中心付近をとることが大切です。
そのためには次の円が決まったと同時に中心付近の強ポジを取りに行き続けましょう。
円が狭まればせばまるほど、強ポジや家は他のスクアッドとの取り合いになります。
残り25人、パルス収縮。
後から次の円に向かおうと車で走るがどの家もすでに取られていて行くところが無くGGパターン。
経験があると思います。
周辺の状況把握、予測をすること
多くの人が状況把握は大切だと理解していると思います。
しかし本当に実行できている人は、少なかったりします。
状況把握や予測が何を生み出すか、が分かっていないからです。
それは強ポジを自ら作り出せるか作り出せないか、という話です。
このゲームには圧倒的な強いポジションというものが数多く存在します。
(高所だったり塀に囲まれていたり、一方的に撃てる場所だったり)
そういった場所は経験が増えれば自分の中でどんどん蓄積されていきます。
しかし、今いる自分のポジションが強ポジになることがあります。
赤い●が敵だとします。
左の家に敵がいるかもしれない場合、敵に挟まれ山上からも下からも撃たれます。
しかし早めに安置に入って周囲の状況が把握でき、そして左の家がクリアだと分かれば、
ケアしなくてはならない方向がぐっと縮まります。
そして敵2スクアッドよりも高所を取った状態となります。
状況把握、予測がなければ強ポジは生まれないし、強ポジだと思っていても予想外のところから敵がくれば簡単に足元をすくわれるという話です。
いまあなたが強ポジだとおもって陣取っている山、ホントに強いですか?ってこと。
2つの原則の関係
上記2つの原則は持ちつ持たれつの関係で、
・円の中心を取れた→周囲の状況把握が簡単にできる
(円ギリだと余裕がなくその先の状況把握がしにくい)
・周囲の状況が把握できている→円の中心への安全なルートが分かる
となります。
つまり円が決まったらすぐに中心を目指していき、さらなる状況把握につなげていくことがポイントとなります。
ケーススタディ
ここからはある日の僕のソロスクアッドの試合を振り返ってみたいと思います。
とにかくドン勝が取りたかった試合なので、キルなどは無視し確実にドン勝が取れるように移動しました。
プロチームはスクリム等々でこういった振り返りを何回もなんかいもコーチと共に繰り返しています。
たまには自分で惜しかった試合のリプレイを見て、どの動きが悪かったのか振り返ってみましょう。
ではいきます。
ある日のサンホック
初期降りでみんな大好きパイナンにおりました。
敵は1パーティー。
降りて数秒後に最初の円がきまります。
(たまに時間がたってから安地遠いなぁとか言うひとがいますが、円はすぐに確認しましょう!)
こんな感じでした。
ここで原則を思い出してください。
常に円の中心付近を取ること
この状態だとパイナンを漁ったあと中心であるブーキャン方面にいくことになりますが、ブーキャンは激戦区だし後入りする必要もありません。(キル欲しさにふらふらつられていくことのほうが多いんですがこらえました。)
なによりこの安地ではサンホックのどの島に安地が寄るか予測できません。
ブーキャンに行ったとしても左上の島か、左下の島か、右側の大きな島のいずれかに安地は寄ります。
パイナンを漁りなんとか1パーティーを壊滅したあとに北の集落を漁って周囲の状況を把握し、次の円が決まってもすぐに動けるようにしました。
(ブーキャンと山と集落でやりあっていることが銃声で分かりました)
そしてつぎの安置が決まりました。
第2フェーズ
左上の島に寄りました。
今回は左上の島に寄りました。
この島の中心付近である山を目指すことにします。
そして、円のキワは大変な激戦区になることが予測されます。
こんな感じで。
赤丸の集落はついさっきまでバチバチやりあっていたブーキャン勢が、
緑丸の橋付近はRuins勢が川を渡ろうとやってくるでしょう。
そこでなるべく早く赤集落を抜けて山を目指します。
赤集落に敵がいなかったので即座に川を渡り黄色集落まで山を登りました。
第3フェーズ
さらに左に寄りましたね。
ここで今いる集落をくだり円の中心へとさらに向かいます。(黄色)
Ruinsの大きな橋から渡ってきた勢はまだ橋のふもとでグダグダしていることは音で予測できました。
一番怖かったのは黄色から黄色へと向かう最中にまたいでいる集落です。
円に向かうにはどうしてもここを通らなければなりません。
山上から確認したところすべてのドアが開いていました。
初期降りで漁っただけの空き家であることを願いながら敵がいることも想定しつつ、1on4になった際に遮蔽を一番作りやすいルートを歩みました。
結果安全につぎの黄色集落にたどり着きました。
黄色集落はすでに敵がいる可能性もありましたが、
・遠くから見てある程度クリア
・この集落以外は360度どこからでも射線が通るので即死する
のでこの集落に敵がいても無理やりとりに行こうと判断しました。
結果フリーだったので、こもって周囲の状況把握をします。
先ほど安置の際だった橋方面ではバチバチにやりあっています。
そして次の安置が決まりました。
ドン勝
今いる集落もぎりぎり入っていますが南から大量に敵が来るのは明らかです。
すぐに周囲の地形をある程度確認し、強ポジをなんとなく探したあと、
西の海岸沿い、崖が一番強いと判断し移動しました。
結果ドン勝。
リプレイのススメ
こういったように自分のプレイを振り返ることは確実に実力向上につながります。
大事なことは、紹介した原則を知り実行することです。
そして本当に実行できているかどうかの確認も忘れないでください。
ここで銃声がして敵がいるだろうから移動した
パラリゾ勢がくるだろうからこのルートは避けた
ゲームでは様々な予測をしますが、実際はどうだったのか。
これはリプレイを見ないかぎり答え合わせはできません。
多くの予測をし、そして答え合わせをする、その反復こそがあなたの実力を着実に向上させます。
いまの試合はよかったな!と思えたゲームだけでもいいので見てみましょう。
なぜ上手く転んだのか、予想外のところにヒントが転がっていますよ!
まとめ
・セーフゾーンへ向かう立ち回りにはしっかりとした原則がある
・状況把握と予測、そして円の中心を常に取り続けることは全部がセット
・本当に実行できているか今すぐリプレイでチェック
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